高市政権は「票田」確保にコメ高値を維持するか コメ余りには「危機管理」名目で政府備蓄復活
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鈴木憲和農水相(衆院山形県2区)が打ち出したおコメ券はさっぱり人気がなかったが、コメ価格の高値維持は地元農家に歓迎され、選挙区では圧倒的な強さをみせて6回目の当選を果たした。
さて、政府・自民党は今後のコメ価格をどうするか。
25年産米については、昨年の収穫前に、農協が農家から買い付けるコメの価格(概算金)を大幅に引き上げた。農協は政府・農水省の指導のもとにあり、農水省が高値買付に了解を与えた結果である。(短期国債の発行で農協に買い付け資金を貸すこともできる)
農業新聞(JA新聞電子版)によると、農協グループは高値で買い付けた25年産米が余って、コメ価格が大きく下落することを懸念している。
近づく限界、米価に暴落懸念 「2014年の再来」防げるか|JAcom 農業協同組合新聞
高市政権はどう対応するか。筆者が注目するのは、首相が「危機管理政策」のひとつとして、食料安全保障の強化をあげていることだ。
石破政権下では、消費者側からコメ高騰に対応を求める声が強まり、自民農水族の反対を押し切る形で、100万トンのうち70万トンを農協や、民間コメ卸に売却した。
政府備蓄米はもともと大凶作や災害によって、収穫が減った時に使うためのコメだったが、需給調節のため使われることになった。
高市政権では、危機管理米(「有事対応米」は、台湾有事を想起させナマナマしすぎる。)として復活し、価格が急落しそうなときは、コメを買取り市場を引き締めることになるだろう。
(「危機」はコメ農家の危機を救うためと考えれば、コメ愛の強い、国民の納得を得られるかもしれない。)
自民農水族の大物、江藤拓美元農水相は、選挙区で国民民主党の長友慎治氏に敗れ、比例で復活した。選挙中に応援に駆けつけた高市首相の一押しで、復活できた。江藤氏は今後、高市氏にアタマがあがらないだろう。