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5~11歳用の新型コロナワクチンを特例承認へ 3月から接種も拡大に追いつくか

(写真は 「細胞から出芽する新型コロナウィルス粒子」 東京都健康安全研究センターホームページより)


厚生委働省の専門家部会は5~11歳の子どもに使う米ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンの特例承認を了承した。厚生労働相は近く特例承認し、3月以降に接種が始まる見通し。接種は公費で負担する。


オミクロン株による「第6波」で、10代以下の感染者は急増している。厚生労働省の資料をもとに朝日新聞が集計したところ、18日までの1週間で、10代の新規感染者は2万6560人、10歳未満は1万3050人になった。


3月からでは接種が感染拡大に追いつかない可能性もある。


大阪府、神奈川県、兵庫県、岡山県、沖縄県、長野県などでは、新型コロナの感染者(濃厚接触者)が児童(または教職員)に出たため、学級閉鎖、休校が出ている。


5~11歳用のワクチンは、12歳以上のものとは別の製剤で、有効成分の量は3分の1。3週間の間隔を空けて2回接種する。対象者は700万~800万人の見込み。


ファイザー社によると、約2300人が参加した海外の臨床試験で、デルタ株などの従来株に対し、ワクチンを接種した場合の発症率が、接種しない場合よりも91%減った。


一方、子どもは感染しても重症化しにくいため、副反応のリスクがあるこおとから慎重な意見もある。


部会では基礎疾患があり重症化するリスクの高い子どもについては接種を強く推奨する意見が出たという。そのような場合を除いては保護者の判断ということになるのではないか。
(高学年の児童の場合は自分の考えで接種するかどうかを判断できるだろうか?)

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