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新型コロナ 緊急宣言を出さない3つの理由 尾身会長「患者の重篤度を勘案する必要」

写真は新型コロナウィルスの飲み薬「モルヌピラビル」


政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は、1日の衆院予算委員会で緊急事態宣言について「入院者の重篤度を勘案して総合的に判断する必要がある」との見解を示した。


一方、東京都内の新型コロナ患者向け病床の使用率は、2月1日時点で50.7%になり、都が緊急事態宣言の要請を検討するとしていた50%を超えた。


ただし、都が重症者向けに用意した病床に入院している感染者は28人で、重症患者用の病床使用率は5.5%にとどまっている。尾身会長の発言からみて、東京都への緊急事態宣言は現時点ではなさそうだ。


尾身氏は予算委員会で、オミクロン株については社会に「『インフルエンザと同じじゃないか』『もう宣言を出すべきだ』という両極端の意見がある」と述べ、「(宣言の)基準を出す時に『総合的』と言うことは当然で、これは多くの人のコンセンサスだ」と語った。



ニッポン放送ネット版ニュースは、政権関係者から「緊急宣言はやらない」と聞いた経済アナリストの話をのせている。(飯田浩司のOK! Cozy up!で放送)



以下は筆者がまとめた緊急事態宣言を発令しない「3つの理由」


1、 オミクロンは重症患者の割合が第5波までのデルタ型に比べて少ない(一説に3割程度)ワクチンを2回打った人が国民の8割を超えており、重症化を防いでいると考えられる。当面は3回目のワクチン接種を急ぐ。


2、発症して10日程度で症状が治まりウィルスもおさまる。沖縄は感染のピークを打っており、東京も今週で感染のピークを過ぎるとみる(期待する。)


3、 緊急制限を出しても経済への影響が大きい割に効果が小さい(まん延防止措置で飲食店の営業規制ぐらいしかできなかったことへの批判がある。)


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