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バイデン大統領は「核戦争を懸念する必要はない」というが・・・BBC記者「まさかを覆してきたプーチン」を考える


1日のNHKニュース(電子版)によると、ウクライナ情勢をめぐって、ロシアのプーチン大統領が核兵器を念頭に「抑止力」を特別警戒態勢に上げるよう軍に命じたことについて、米国の国防総省高官は「ロシア側を監視しているが、命令を受けた具体的な動きはまだ確認されていない」と語った。


バイデン大統領は記者団から「アメリカ国民は核戦争について心配すべきか」と問われたのに対し、「その必要はない」と応えた。


一方、28日のBBCニュース電子版は「プーチン氏は核のボタンを押すのか BBCモスクワ特派員が考える」とする記事を掲載している。


以下、その冒頭部分をを紹介する。結論は読んでいただければわかるが、「ぞっとしない」どころか「ぞっとする」ものだ。


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2022年2月28日
スティーヴ・ローゼンバーグ、BBCニュース(モスクワ)


「まさかクリミアを併合するなんて。そんなことするわけがない」。そう思ったが、併合した。
「まさかドンバスで戦争を始めるなんて。そんなことするわけがない」。始めた。
「ウクライナの全面侵攻なんてするわけがない」。侵攻した。


「するわけがない」というのは、ウラジーミル・プーチン氏には当てはまらない。そう結論するしかない。


だとすると、居心地の悪い疑問が浮かび上がる。
「まさか自分から先に、核のボタンを押すわけがない。どうかな?」


以下続く。


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