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知床 海難事故 カシュニの滝の沖 水深30㍍でソナーに反応 直前の船体検査では異常なし(毎日、朝日各紙)

(上の改定地図は「みんなの海図」https://mar-nets.com/より知床半島・斜里町側「カシュニの滝」付近を切り出したもの。水深30メートルは海岸にかなり近い場所だ)
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下記にあるソナーのとらえたものは、船体ではなく改定の岩だったことが、27日までに判明しました。


毎日新聞(電子版)26日付けは、第1管区海上保安本部による情報として北海道・知床半島沖の観光船遭難事故で、捜索中の船のソナー(水中音波探知機)に、船体の可能性がある反応があったことを伝えた。


ソナーに反応があったのは、救助要請があった「カシュニの滝」沖合の、水深30メートル付近。


遭難した「KAZU I(カズ ワン)」は23日午後1時過ぎに「カシュニの滝」近くで船首が浸水したことを無線で伝え、救助を要請した後に消息を絶った。


カシュニの滝は、知床岳から発するキャラセナイ川が、崖から海に滝となって流れ落ちる観光名所だ。


毎日新聞記事によると海保の潜水士が付近を潜り、事故船かどうかの調査を始めたが、悪天のため、約2時間後に調査を中断したという。


捜索中の船のソナーに反応 水深30メートル付近 不明の観光船か | 毎日新聞


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「カズ ワン」については、昨年6月に浅瀬に座礁する事故を起こしている。このときに船首に亀裂が入ったが、一部報道はそのままの状態で運行していたとの地元の人の話を伝えている。


朝日新聞26日付け夕刊によると、国土交通省の代行機関「日本小型船舶機構」が、今月20日に「カズ ワン」の定期検査を実施した。


船の外観を確認し、船主に損傷の有無の聞き取りをしたが、その時点では異常は見当たらなかったという。
事故3日前の船体は「異常なし」 知床観光船、国交省代行機関が検査:朝日新聞デジタル

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