時代遅れの新聞読みブログ

前期高齢者が新聞(紙、電子)・ネットのニュースをフォローします。

誤送金事件で阿武町の男性を逮捕 電子計算機使用詐欺容疑で山口県警


山口放送ニュース(電子版)によると、山口県警は同県・阿武町の誤送金問題で阿武町の田口祥容疑者(24)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。


【速報】阿武町の4630万円振り込みミス問題で山口県警は阿武町の田口翔容疑者(24)を男性を逮捕した。 (KRY山口放送) - Yahoo!ニュース


筆者は前出のブログにあるように、横領罪が適用されると考えていた。電子計算使用詐欺は、暗証番号などを盗みとって他人の銀行口座からカネを引き出す場合などに適用されることが多い。


今回の場合は、本人が自分の暗証番号を使ってカネを引き落としており、筆者は電子計算使用詐欺での逮捕は正直言って想定外の感がある。


田口氏は弁護士を通じて、少しづつでも返済する旨を町に伝えている。自らの刑事裁判を考え、先々の情状酌量をねらったものであれば、田口氏の弁護士はある意味、有能であり、その弁護士費用の出所を含めて大いに気になるところだ。


阿武町長は事件発生後、警察に相談したと思われる。警察は田口氏のスマホの提出を受けており、2回事情聴取したと伝えられている。(田口氏の弁護士による)


警察は送金されたカネが使い果たされた後になって、強制捜査に乗り出したが、誤送金の一ヶ月あまり後に返還請求の民事訴訟を起こした阿武町と同様に、「後の祭り」というものだ。動きの鈍さは十分批判に値するだろう。


ネットで真偽不明ながら、田口氏の銀行口座の出金の詳細が公開されている。このカネの出方を警察が知っていれば(当然に知っていたと思われる)口座凍結の措置をとり被害額は抑えられたのではないか。


田口氏本人の行動、町長はじめ関係者、警察、そして銀行と、解明するべきことはヤマのようにある。


++++++

×

非ログインユーザーとして返信する