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ホンダ 米国にEV電池工場を建設へ 韓国LGエナジーと合弁検討

(4月12日に開かれた記者会見 EVロードマップ 【記者発表】カーボンニュートラルを目指す、EVロードマップ | Honda Stories | Honda公式サイト )


ブルームバーグ通信(電子版)によると、ホンダと韓国のLGエナジーソリューションは、米オハイオ州に電気自動車(EV)用のバッテリー工場を建設することを検討していると報じた。


米中西部のオハイオ州にはホンダの製造拠点があり、アコードなどを生産している。LGエナジーソルーションは世界2位のEV用バッテリーメーカー。(1位は中国・寧徳時代新能源科技=CATL)。


ホンダとLGエナジー、EV電池新工場で米オハイオ州を検討-関係者 - Bloomberg


ホンダは先に米GM社とGM製バッテリーを使うEVを共同開発することを発表している。オハイオ州で造るのは独自開発のEVになるとみられる。


EVのバッテリーは製造コストの30%以上を占めるとされる。駆動用モーターや制御システムなどを含めてEVの心臓部にあたる。


ホンダは2040年に世界販売のすべてをEVと燃料電池車(FCV)にする目標を掲げるが、ガソリンエンジンに強いこだわりを持つ会社だけにEVには出遅れ感が否めない。


2020年に量産EVとなる「ホンダe」を発売したが、脱CO2意識の高い欧州での年間販売台数=21年=は3800台と売れ行きはさっぱりだ。


LGエナジーソルーションは米国に製造拠点を持ち、GMやテスラにバッテリーを供給している。ホンダは実績のある同社と組むことで、EV開発にかかる「時間の節約」をはかるねらいとみられる。


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一方、トヨタ自動車は米国生産のEVでは「自前主義」をとる。昨年12月、豊田通商との合弁で、EV用バッテリー工場をノースカロライナ州に建設することを発表している。2025年に稼働予定で、年間20万台分のリチウムイオンバッテリーを生産可能な製造ラインを4本設ける。

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