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棋聖戦 藤井五冠 防衛に「王手」 永瀬王座に2連勝

(藤井聡太棋聖・五冠=将棋連盟ホームページより)


将棋の藤井聡太棋聖・五冠(19)に永瀬拓矢王座(29)が挑戦する第93期棋聖戦・五番勝負の第3局は4日、千葉県木更津市のスパホテル三日月で開かれ、藤井聡太棋聖の145手目で永瀬王座が投了、藤井棋聖の2勝1敗となり、タイトル防衛まであと一勝にした。


午前9時に始まった対局は「角がわり」という戦型で、双方とも早い指し手で進んだが、昼食休憩前に永瀬王座が1時間半近い長考に沈む、難しい局面となった。


午後に入って、AI判定は藤井棋聖の「やや有利」の形成になったが、永瀬王座が持ち前の粘り強さをみせ、一手間違えれば逆転という局面も。終盤は永瀬王座は一分将棋に追い込まれ、AI判定の藤井有利を示すグラフが「急上昇」、藤井曲線を描いて、勝ちきった。


棋聖戦五番勝負第4局は17日に名古屋市で行われる予定。

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