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1強 藤井聡太新竜王(四冠)の八冠 早くて23年6月ごろ 目先 王将挑戦に注目

順位戦で快勝、A級昇格に近づく 「名人位」は早くて23年6月ごろ
1強時代になるか 王将戦挑戦にも注目



11月13日に将棋タイトル戦最上位の「竜王」を獲得し、史上最年少で王位、叡王、棋聖と合わせ四冠となった藤井聡太・新竜王は、16日に将棋名人戦・B級1組順位戦で、松尾歩8段に快勝し、順位戦成績を7勝1敗とし名人戦参加の条件となるA級昇格に近づいた。


藤井竜王が来年22年度にA級で戦い、A級1位になれば、23年度に挑戦者として名人戦を戦うことになる。先の話で鬼に笑われることを承知でいうと、それまでに王座、棋王、王将を獲得し、23年4月から6月におこなわれる名人戦七番勝負に勝てば史上初の8冠王の誕生となる。


王将戦はいま挑戦者を決めるリーグ戦がおこなわれており、これまで4勝0敗の藤井竜王は11月19日に4勝1敗の近藤誠也七段と対戦する。これに勝てば来年1月から3月におこなわれる王将戦七番勝負への挑戦権を得る。王将戦タイトル保持者は渡辺名人、王将、棋王。渡辺名人・三冠に勝利すれば藤井竜王は五冠となる。


あと二つは王座戦と棋王戦。王座戦は5月の挑戦者決定トーナメントで負けている。(相手は深浦康市九段)。棋王戦は9月の挑決トーナメントで敗退。(相手は斎藤慎太郎八段)来年以降、藤井竜王は自身のタイトルを守りながら、挑戦することになる。


順位戦に話を戻すと、B級1組は佐々木勇気七段が7勝0敗で首位。藤井竜王が2番手で追っている。藤井竜王は残り4戦で最終局で佐々木七段と対戦する。藤井竜王はあと3勝でA級昇格を確実にするとみられている。


朝日新聞17日付け朝刊は竜王戦第四局の棋戦の焦点を、師匠の杉本昌隆八段の感想をまじえながら振り返っている。見出しは「藤井四冠『1強』へ加速」と打っている。

15日、名古屋・メ~テレの番組に生出演をした師匠の杉本昌隆八段は「今後、藤井四冠を止められる棋士はいるのか?」との問いに
「やはりほかのタイトルホルダーも黙っていないでしょうし、豊島将之さんと藤井四冠この2人の対局って、これからも長く続くことは間違いないんですよ。そういった意味で『藤井一強』っていうのはまだまだ早い。これからもタイトルホルダー中心に彼の戦いは続いていきます」と語っている。

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