時代遅れの新聞読みブログ

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旧統一教会 メディアとの関係を公表へ 批判報道に反撃か? ソウルでは抗議デモ

(上は世界平和統一家庭連合のホームページの声明)


安倍氏の銃撃事件をけっかけに、自民党の有力議員らとの関係が明らかになった、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は8月21日、報道機関向けに報道の過熱に対して「日本国憲法第20条で保障された『信教の自由を無視した魔女狩り的なバッシング行為』とする声明文を出した。

(ソウルで開かれた旧統一教会の抗議集会。旧統一教会ソウルで大規模な抗議デモ(2022年8月18日) - YouTube より)


今回の声明文は批判を強めるメディアに反論する姿勢を明らかにしている。声明は(安倍氏の銃撃事件の前には)「当法人および友好団体等が開催するイベントへの取材活動を始め、協賛、後援、寄付、ボランティア派遣等を通じて、実に多くの報道機関が密接に関わって来たことは疑いようのない事実です」と述べる。


さらに、「現在、各報道機関と当法人および友好団体等との関わり等について、過去に遡って詳細な調査を進めております。調査結果がまとまり次第、全面的に公表させていただく予定です」と親密だった?メディアとの関係を公表することを宣言している。


新聞、テレビの中では、産経新聞の論調は、旧統一教会と表裏一体の関係にある勝共連合と重なる部分がある。(もちろん私感である)


その産経新聞は8月11日の「主張」で、「複数の新閣僚からも旧統一教会との関係が報告された。関係には濃淡があり、関連団体は数多く、全てを把握するのは難しかったろう。ただ、国際勝共連合が旧統一教会の関連団体とは知らなかった―との弁明には耳を疑った。事実なら、政治家として不勉強、無知も甚だしい。」と書いている。


「勝共連合は当初、反共を旗印に自民党右派や右翼団体と接触を図った。これは歴史的事実である。目的が近い団体との接近は自然なことだったろうが、表裏一体の教団による霊感商法などの反社会的活動が明らかになった時点で関係を断つべきだった。」としている。


(参考:
【主張】政治と旧統一教会 疑惑の教団と一線を画せ - 産経ニュース )


うなずける点もあるが、安倍氏が霊感商法で悪名高い「旧統一教会の反社会的活動」を知らなかったとは思えない。安倍氏は、名称を変更した、『家庭連合』との関係を続けることについて適切だと考えていたのだろうかという疑問が残る。


自民党では安倍氏に近い萩生田光一自民党政調会長ら30人が旧統一教会と接点があったことがわかっている。この問いには萩生田氏らにも答える責任があるが、今のところあいまいな答えしかないようだ。