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国葬は「桜を見る会」ムラヤマ一社入札 極まる岸田首相の鈍感力 いまは日テレ子会社

TBS NEWS DIG より
【速報】岸田総理、国葬業務の落札企業「正式な手続きのもとに落札されたと認識」|TBS NEWS DIG - YouTube
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安倍晋三元首相の「国葬」を武道館で行うにあたり、設営、演出の業務を、安倍元首相の「大盤振る舞い」で問題となった「桜を見る会」を担当したイベント会社『ムラヤマ』が落札したことについて、松野官房長官は、5日、一般競争入札で1社のみから入札があったと説明した。


岸田首相は、4日、『ムラヤマ』が落札したことについて「武道館でこうした事業を担うことができる業者というのは4社ほどに限られていると聞いている」と述べたが、競争入札で1社のみ入札だったことは明らかにしていなかった。


4社が入札した結果、決まったのならともかく、実質は『ムラヤマ』との随意契約である。『ムラヤマ』が出ると決まって、他の3社が何らかの理由で下りたとも思われる。


松野官房長は「手続きは適正に行われた」と述べたが、一社入札では競争はなく、適正もなにもないだろう。4社で談合の結果、『ムラヤマ』になった可能性もある。なんらかの理由で『ムラヤマ』には勝てないとみて、応札しなかったのかもしれない。


「桜をみる会」の肥大化は、それを請けおった『ムラヤマ』に、少なからぬ経済的利益を与えたと推察される。(もとより筆者の邪推である)主催者側にも気に入られたとみえて、2014年度以降、5回連続して「桜を見る会」を請けおっている。


『ムラヤマ』は今年3月31日付けで、日本テレビホールディングスに買収され100%子会社になっている。日本テレビの一部門となったわけだ。日本テレビホールディングスは、公共性の高いテレビ事業会社として、『ムラヤマ』の落札額1億7600万円の内訳明細を示すべきではないか。


世論の賛否が分かれる国葬を請けおったことに、テレビ事業会社として説明責任があるのではないか。(100%子会社はいわば親会社の一部門である。『ムラヤマ』の入札は、親会社に相談があり承知のことと思われる。)


「国葬」について、岸田首相の「鈍感力」が問われているようにみえる。

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