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NASA 小惑星の軌道変更実験 成否は27日に判明 探査機突入へ

(NASAのホームページより。DART計画のイメージ図)


米航空宇宙局(NASA)などは米国東部時間26日夜(日本時間27日朝)、小惑星が地球に衝突するのを回避する実験として、探査機を小惑星に衝突させ軌道を変更する「実験」を行う。朝日新聞26日夕刊などが報じた。


小惑星衝突から「地球防衛」?実験 探査機ぶつけ軌道変える、SFさながら「予行演習」:朝日新聞デジタル


NASAは昨年9月、実験に使う探査機DART(ダート=Double Asteroid Redirection Test)を打ち上げた。「標的」は地球と木星の間にある双子(直径780メートルの「ディディモス」と直径160メートルの「ディモルフォス」)の小惑星(Asteroid)。地球から約1,100万キロ離れたところにある。


DARTが双子小惑星に最接近するタイミングで、重さ500キロの探査機を小さい方の「ディモルフォス」に衝突させる。


衝突によって、双子小惑星の軌道や公転周期(「ディモルフォス」は「ディディモス」の衛星として公転している)が変化することになる。事前にDARTから切り離した観測機のカメラや、地上の望遠鏡を使って軌道がどう変化したかを観測する。


この「実験」によって、将来、地球に衝突する可能性のある小惑星が見つかった場合、衝突しないよう軌道を変えるために有効なデータを得られるという。


NASAのミッションには、小惑星などが地球に衝突するのを避けることも含まれている。

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