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NASA探査機 小惑星突入に成功 軌道変化を確認へ

(探査機の小惑星突入のライブ映像=CNN NEWS YOU TUBE
See the moment NASA’s DART spacecraft collides with asteroid - YouTube
 )


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米航空宇宙局(NASA)の探査機DART(ダート=Double Asteroid Redirection Test)は、米東部時間26日午後7時15分(日本時間27日午前8時15分)ごろ、直径160メートルの小惑星「ディモルフォス」に突入することに成功した。


突入実験は、小惑星が地球に衝突するのを防ぐ、地球防衛計画(PLANRTARY DEFENSE)の一環として行われた。


27日、読売新聞オンラインなどが伝えた。
NASAの無人探査機、小惑星ディモルフォスに体当たり…軌道変えたか確認へ : 読売新聞オンライン


DARTの「標的」は地球と木星の間にある双子(直径780メートルの「ディディモス」と「ディモルフォス」の小惑星(Asteroid)。地球から約1,100万キロ離れている。


重さ500キロの探査機を「ディモルフォス」に突入、衝突させる。衝突によって、双子小惑星の軌道や公転周期(「ディモルフォス」は「ディディモス」の衛星として公転している)が変化することになる。


事前にDARTから切り離した観測機のカメラや、地上の望遠鏡を使って軌道がどう変化したかを観測する。


観測データを解析し、将来、地球に衝突する可能性のある小惑星が見つかった場合、衝突しないよう軌道を変えるために有効なデータを得られるという。

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