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叡王戦4局 藤井八冠勝利で最終局に ただし「持将棋なければ」発言で観衆わかす

深浦サブロー

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将棋の藤井聡太叡王・八冠(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、21)に伊藤匠七段(21)が挑戦する叡王戦五番勝負第4局が5月31日、千葉県柏市で行われ、後手番の藤井叡王が132手で勝ち、両者2勝2敗となった。


第5局は6月20日に、甲府市で開催される。


藤井叡王はここまで1勝2敗とタイトル戦では初のカド番に立たされていた。戦型は角換わりで、藤井叡王は時間を使わず早いペースで指し進めた。藤井叡王は「右玉」に構え、伊藤七段は「穴熊」の堅陣を築きにかかったが、藤井叡王は9筋から端攻めを敢行する。


伊藤七段は角を自陣の守りに使いつつ、攻めをしのごうとしたが、藤井叡王は最善手を繰り出し、危なげなく勝ちきった。


対局後に大盤解説会場に登場した藤井叡王はカド番を脱したためか、いつになく上気した表情で、「次局は持将棋がなければ最終局になると思うので・・・、全力を尽くしたい。」と話して、会場の笑いを誘っていた。


持将棋は双方の玉が相手陣に入ると、盤上と持ち駒の点数で「引き分け」となるプロ公式戦のルール。2月に行われた藤井・伊藤の棋王戦第1局が持将棋となった。伊藤七段は短手数で持将棋に持ち込む作戦を「定跡化」して、新戦法の考案者に贈られる23年度「升田幸三賞」を獲得している。


藤井叡王の発言はこのことがアタマにあったのだろう。


持将棋になると手番の先後を入れ替えて対局する。将棋は先手の方がやや有利といわれ、後手番の時に、あえて持将棋に持ち込み、先手で勝ちに行こうというわけだ。


ただし、この棋王戦では先手を得た伊藤七段は指し直しの第2局に負けている。

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