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石破2次政権スタートも薄氷の運営に 頼みの国民・玉木代表は不倫発覚 「所得税控除」が最初の難関


衆参両院は11日午後、先に行われた衆院選を受けて両院で首相指名選挙を行い、自民党の石破茂総裁を103代首相に選出した。


10月の衆院選で自民、公明の与党が過半数割れとなったことから、衆院では1回目の投票では決着せず、石破氏と立憲民主党の野田佳彦代表による30年ぶりの決選投票となった。

決選投票の結果は石破氏は221票、野田氏は160票で、石破首相は衆院定数(465)の過半数を確保できない少数与党態勢で、政権を担うことになる。

石破氏は総選挙で28議席を確保した国民民主党に協力を求める方向だが、同党玉木雄一郎代表の不倫問題がこの日に発覚してしまった。

勢いのあった玉木氏だが、不倫問題の鎮火をはかり、焦点となっている所得税の課税最低限(いわゆる「103万円の壁」)引上げを自公に飲んでもらう必要があるが、どこに落ち着くかは見通せない状況だ。

(玉木氏は不倫問題を猛省しているそうだが、玉木氏はもちろん、お構いなしとする同党のイメージを悪くするだろう。お相手は地元高松市のキャンペーンガールとのことだが、地位利用の感がまぬがれない。)

さて、決選投票の結果に戻ると、石破氏が1回目と同数の221票、野田氏が1回目の得票数151票に共産党(事前に決選投票では野田氏に投票すると表明)の8票、由来不明の1票を加えた160票だった。

初回の投票では、自民党との対決姿勢を強めている「維新の会」の馬場伸幸代表が38票、のほか、れいわ新選組の山本太郎代表が9票と議席数と同じ得票を得ている。

野田氏の決選投票で得た160票に、馬場、山本2氏の得た票を足すと、207票となる。過半数には達しないが、内閣不信任案決議にもし自民党内から造反議員(欠席)があると、可決となる可能性がある。

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石破首相は薄氷の政権運営となる。

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