韓国与党代表 辞意表明 次期大統領有力候補だったが 弾劾「賛成」に党内の批判強く
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韓国国会与党の「国民の力」代表・韓東勲(ハン・ドンフン)氏は16日の記者会見で辞意を表明した。
韓氏は2回目の大統領弾劾訴追案について、賛成の立場を改めて表明し、大多数の弾劾反対の与党議員から批判を浴びていた。韓氏は、次の大統領選挙で「国民の力」の有力候補と目されていた。
代表辞任により、与党の大統領候補選びは白紙に戻ることになる。(可能性としては小さいが、憲法裁判所の審理の結果、尹大統領が罷免されずに職務停止が解かれることもありうる。)
韓国の報道機関によると、韓氏は続投する意向だったが、与党の最高委員5人全員が辞意を表明し、代表辞任に追い込まれたという。
戒厳令布告後に野党から出された弾劾訴追案について、1回目の訴追案に党として賛成をを巡って韓氏は立場を二転三転させるなどし、党内外から批判が出ていた。
14日に可決された尹大統領の弾劾訴追案を巡って、韓氏は立場を二転、三転させ、野党はもとより、与党内からも批判が出ていた。
ウィキペディアによると、韓氏はソウル大学卒業後、検事に任官。検察トップだった尹氏の指揮下で、政治経済界の疑惑を摘発したことで、名を挙げた。その後、尹氏の側近として政界入りし、法務部長官や党の要職を務めてきた。最近は、尹大統領夫人の不正疑惑への党としての対応をめぐって距離を生じていたという。
韓氏は、弾劾訴追について、1回目の弾劾案では反対から賛成表明した。(採決前の議員総会は弾劾反対を決め、与党議員が欠席したため、採決じたいが不成立となった)2回目の弾劾では反対から賛成に転じ、弾劾案は可決された。
