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政治混乱続く韓国で大統領与党の支持率急上昇 危機感から保守層が結束か 強硬野党に支持離れの指摘も

YOU TUBE TBS NEWS DIG よりhttps://www.youtube.com/watch?v=YA_owpUjcoo
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韓国ハンギョレ新聞日本語電子版は、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が戒厳令を公布した後、10%程度に急落した与党「国民の力」の支持率が意外な急回復ぶりをみせ、最大野党の「共に民主党」をわずかながら上回っていると報じた。

韓国、党支持率が与党39%・野党第1党36%に…政権喪失の危機感で保守結集か : 政治•社会 : ハンギョレ新聞 

ハンギョレ新聞によると、韓国ギャラップが今月14日から16日まで、全国の有権者1001人を対象に電話調査を行った。その結果は、国民の力の政党支持率は39%、最大野党「共に民主党」が36%だった。(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント、回答率16.3%)

尹大統領は、「共に民主党」が主導する国会で弾劾訴追され、憲法裁判所の審判を待っている。かつ、19日には、合同捜査当局の捜査本部によって内乱罪容疑で逮捕され、絶対絶命の状況にある。

ハンギョレ新聞は、与党支持率が上回ったのは、危機に瀕した保守支持層が世論調査に対して、野党支持者より積極的に回答した結果だという分析を紹介している。(回答率が低く、支持政党を明らかにしない人が多数を占めているのは事実だ。)

「共に民主党」は、尹大統領の職務代行者となったハン・ドクス(韓悳洙)首相の弾劾訴追を可決に導き、現在、大統領職は副首相が代行している。

「共に民主党」は韓氏だけでなく、政府高官の弾劾訴追案を連発しており、政治停滞を招き、経済面でもウオン安となっている。野党の強硬姿勢への反発が、「国民の力」の支持率アップにつながったとの指摘もある。

尹大統領の罷免が司法手続き上、いつどのように決まるのかは、見通しがつかない。水面下で、与野党の次の大統領選挙を意識した駆け引きが行われているのは間違いない。


























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