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将棋連盟 羽生会長 会長退任を表明 棋士として全力 タイトル100期に挑戦へ 順位戦はB2級で戦う

深浦サブロー

YOU TUBE 東京新聞中日新聞将棋チャンネルより100周年東京新会館開館であいさつする羽生善治将棋連盟会長

https://www.youtube.com/watch?v=eZ_jzPixKYw

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報道によると日本将棋連盟の羽生善治会長(54)は1日、連盟の次期役員を決める予備選挙(4月下旬実施)に立候補しないことを表明した。2年の任期を終える今年6月に退任し、以降は棋士に専念する考えを明らかにした。


羽生氏は、名人戦の挑戦に関わる順位戦で25年度からB1級からB2級に降格することが決まっている。盤外からは羽生氏が順位戦に関係のないフリークラスに転じるのではないかとの憶測も出ていたが、同日、B2級で戦うことを表明した。


羽生氏は23年6月、17代会長に就任した。就任後は24年に迎えた連盟100周年の記念事業に尽力、24年9月には大阪市にあった関西将棋会館が高槻市に移転して開館を迎え、スタジオを備えた東京の新将棋会館もオープンした。


羽生氏は将棋のタイトル戦で通算99期という歴代1位の記録を持っている。1996年2月には、将棋界では初の全七冠(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖の七冠。当時のタイトル数は7)を独占し、「羽生世代」をリードして、将棋界に一時代を築いた。


タイトル戦では、会長になる前の23年3月に王将戦で藤井聡太七冠(当時は竜王、王将など五冠)に挑戦したが、2勝4敗で敗退した。


23年6月に連盟会長に就任した後は、タイトル戦挑戦には至らず、順位戦でB1級からB2級に陥落したこともあわせて、繁忙極まりない会長職が棋戦に響いているとの見方が出ていた。


羽生氏は、会長退任の理由について、自身のXで連盟100周年の事業が3月31日で終了したことや、会長の仕事はやりきったと感じたと説明している。「6月上旬の任期満了後は一棋士として力を尽くす所存です。今後ともご声援のほどをよろしくお願いいたします」と言っている。


多くの将棋ファンは、激務を離れた羽生氏が棋戦に集中して、タイトル100勝を達成し、藤井七冠や伊藤匠叡王、その他新進の若い棋士としのぎを削り、自身の記録を塗り替えることを願っている(だろう)。


































羽生氏は「今後は若い世代に人たちに運営を委ねたい」とも言っている。後任は今月下旬に行われる予備選挙で常任理事を選び、互選により会長を決める。6月上旬に開かれる棋士総会で正式に決まる。

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