時代遅れの新聞読みブログ

前期高齢者が新聞(紙、電子)・ネットのニュースをフォローします。

伊藤七段 叡王戦で逆転の2勝目 藤井八冠はタイトル戦初のカド番に

藤井八冠タイトル戦勝敗表 叡王戦第3局まで
+++++++
藤井聡太叡王(21)=名人・竜王・王位・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ八冠=に伊藤匠七段(21)が挑戦する叡王戦5番勝負の第3局が名古屋市で行われ、後手番伊藤七段が146手で勝利した。伊藤七段は2勝1敗で、タイトル奪取に王手をかけた。


藤井八冠がタイトル戦でカド番を戦うのは初めて。叡王戦第4局は5月31日千葉県柏市で開かれる。


伊藤七段は藤井八冠に対して、2020年のプロ入り以来、引き分けにあたる「持将棋」1局を挟んで公式戦11連敗を喫していた。叡王戦第2局で初の1勝を返して、本局を迎えた。


叡王戦の終盤戦は、中継するABEMA・TVのAI判定が藤井有利を示していた。(藤井67対伊藤33)しかし、伊藤七段が激しく藤井王に迫り、評価値は逆転した。両者1分将棋となったが、伊藤七段は藤井叡王の反撃をAIが示す最善手でかわして、勝ちきった。


伊藤七段は対局後、「中盤のバランスの取り方に課題があった。次局はその課題を振り返って臨む」と話していた。


藤井八冠は「中終盤に(勝ちの)手段があったかもしれない。カド番になったがしっかり準備してのぞみたい」と話していた。

×

非ログインユーザーとして返信する