芳野・連合会長、安倍元首相の国葬に出席　ABEMA　news　YOU TUBEより
「苦渋の判断」連合会長　安倍元総理の国葬　出席の意向(2022年9月15日) - YouTube

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労働組合のナショナルセンター、連合の芳野友子会長は15日の記者会見で、安倍晋三元首相の国葬に「国葬についての政府の説明は不十分だが、労働者を代表して弔意を示す必要がある。」として出席を表明した。（9月16日付朝日新聞朝刊）

国葬出席は「苦渋の決断」と連合・芳野会長　支援政党も対応分かれる [国葬]：朝日新聞デジタル

連合傘下の労働組合から支援を受ける立憲民主党は、泉健太代表ら党執行役員が国葬を欠席する方針だ。同じく「連合」を支持基盤とする国民民主の玉木雄一郎代表は、岸田首相が国葬として行うと述べた7月15日の時点で、「海外から多くの弔問者が来ることが予想され、国葬は理解できる。招かれば出席したい」と述べている。

連合・芳野会長は「苦渋の決断」と述べているが、このところ自民党に接近する姿勢をみせていただけに、国葬への出席は予想の範囲ともいえる。朝日新聞によると、この日の連合の会議では「国葬開催は民主主義的な手続きに基づいておらず、芳野会長の出席には疑問がある」との意見もあったという。

芳野会長は工業用ミシンメーカー「JUKI」の労組出身。連合は「総評」と「同盟」のふたつの流れがあるが、JUKI労組は旧同盟系に属していた。

旧同盟系の労組が研修などで利用する富士社会教育センター（富士政治大学校）は、設立時に旧統一教会と関係が深い旧民社党国会議員がかかわっていた。芳野氏が共産党との野党共闘を認めないのは、同センターでの研修の影響があるとの指摘もある。（芳野会長は否定している。）

富士政治大学校 - Wikipedia

国民民主党の玉木代表は旧・統一教会と関連があるとされる「世界日報」の元社長から２０１６年に計３万円の寄付を受けていたことを明らかにした。玉木氏は同党議員と旧統一教会の関係を調べると言っていたが、その後どうなっただろうか。国民民主党は旧民社党の流れをくんでいるだけに気になるところだ。