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藤井竜王 名人挑戦へ一歩前進 広瀬八段とのプレイオフに A級最終戦ともに勝利

藤井聡太竜王=将棋連盟ホームページより
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将棋の名人挑戦者を決める将棋の順位戦A級・最終9回戦が3月2日、静岡市の料亭浮月楼で行われ、藤井聡太竜王=王位、叡王、王将、棋聖の五冠(20)の91手目で稲葉陽八段(34)が投了し、菅井竜也八段(30)に勝った広瀬章人八段とのプレイオフが確定した。史上最年少名人に一歩近づいた。


順位戦A級で、藤井竜王は今期7勝2敗とし、勝敗で並ぶ広瀬八段とのプレーオフに臨む。


名人位獲得の最年少記録は谷川浩司十七世名人(60)が保持する21歳2カ月。7月が誕生日の藤井竜王にとって、今期が記録を更新する最後の機会となる。


藤井竜王と広瀬八段は、将棋界最高位のタイトル戦、竜王戦で対局しており、昨年12月に藤井竜王が4勝2敗でタイトルを防衛した。


プレイオフは、藤井竜王には名人位獲得への負けられない一戦になる。広瀬八段にとっては名人挑戦とともに竜王戦の雪辱をかけての対局となる。


藤井竜王は、現在、棋王位を持つ渡辺明名人に挑戦して、5番勝負を戦っている。これまで2連勝で、史上2人目の六冠達成にあと1勝に迫っている。


将棋タイトル戦の順位は、賞金額がもっとも大きい竜王位が最上位。名人戦は賞金順位2位だが、歴史と格式に加えて、上はA級から下はC2級までの各クラスに分かれて、文字通り棋士の実力順位を決める点で、別格のタイトルとされる。

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