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潜水艇運行会社社員 5年前に安全性の問題を指摘 BBC報道 炭素繊維材料に「欠陥」?

YOU TUBE OCEAN GATE TITANIC EXPEDITION 2022より
Titanic Expedition 2022 - YouTube
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大西洋に沈んだ「タイタニック」を見るために潜航中に圧潰したとみられる潜水艇「タイタン」について、BBC(電子版)は2018年に、運航会社「オーシャンゲート」の元従業員が安全面で問題がある可能性を指摘していたと報じた。
行方不明の潜水艇、安全性に懸念 5年前に指摘 - BBCニュース


BBCの記事によると、オーシャンゲートのエンジニア、デイヴィッド・ロクリッジ氏は、
検査報告書の中で、「重大な安全上の懸念を呼ぶ数多くの問題」を指摘していたという。
ロクリッジ氏は、「タイタンが極限の深さに達すると、乗客に危険が及ぶ可能性」を強調したとしている。


裁判所に提出された文書では、ロクリッジ氏は船体が適切にテストされていないと主張。タイタンの小型模型を使った圧力テストで、船体に使われている炭素繊維材料(カーボンファイバー)に欠陥が見つかったと言っている。


タイタンの船体はカーボンファイバーとチタンで作られている。BBCの記事によると、船体(乗客が座る空間)はカーボンファイバー製となっている。深海に潜る潜水艇はチタンや特殊な鋼鉄が使われるが、カーボンファイバー素材が使われることはほとんどないという。


オーシャンゲートは、ロクリッジ氏が秘密の情報を暴露したとして裁判所に提訴し、ロックリッジ氏は不当解雇だとして反訴した。BBCによると、訴訟は和解が成立したが、詳細は明らかにされていない。

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