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ソニー・ホンダと合弁で電気自動車開発 2025年に発売

(ソニーがCESで発表したEVの開発モデル=同社ホームページより)


ソニーグループとホンダは4日、電気自動車(EV)の事業で、戦略的な提携に向け協議すると発表した。合弁会社を年内につくり、EVを共同開発することで基本合意した。2025年の販売をめざす。


 ソニーグループは今年1月、米国ラスベガスで開かれているテクノロジーの見本市「CES」で、電気自動車(EV)の新会社を今春設立すると発表していた。両社の合弁会社はこの会社とは別につくる。


車両の製造はホンダの工場を予定している。音楽や映像などの車内向けサービスについては、ソニーが開発する。


ホンダは合弁会社とは別に、自社のEVの開発や販売は続ける。ホンダは世界で販売する新車について、40年までにEVと燃料電池車(FCV)にする目標を掲げている。


ソニーが見本市「CES」で公開したのは、スポーツ多目的車(SUV)のEV試作車だった。ネットワークやクラウドサービスと接続し、プレイステーションや映像配信サービスなどとも連携できるという。


ソニーは画像センサーで世界トップのシェアを持つ。自動運転に欠かせないカメラや映像処理技術などで高い技術を持っている。ソニーはカメラや映像処理を組み合わせたユニットを他メーカーにも販売するとみられる。


電機メーカーが自動車メーカーにEVやハイブリッド車用の電池を供給している例はあるが、車両自体の製造を合弁会社でおこなうのは初めて。


なお、ソニーはパソコンやスマホ用の充電池を製造、販売していたが、2016年に他社に売却している。

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