将棋王座戦 広瀬九段が伊藤二冠を破り、8年ぶりのタイトル獲得 中盤の緩手を許さず快勝

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伊藤匠王座(叡王=23)に広瀬章人九段(39)が挑戦する、将棋の第74期王座戦5番勝負第5局は27日、甲府市で行われ、先手番の広瀬九段の121手目で伊藤王座が投了し、広瀬九段が3勝2敗で王座を奪取した。
広瀬九段は、18年に当時の羽生善治竜王から、同タイトルをとって以来のタイトル獲得。2010年の王位戦で初タイトルを取っており、これでタイトル3期目となった。
伊藤は昨年、藤井聡太当時七冠から王座を奪取したが、二連覇はならず、王座と叡王の二冠から、叡王だけに後退した。
形勢はほぼ互角の局面が続いたが、伊藤が中盤の42手目に43分を使って指した、端攻めの9五香がわずかに正着ではなかったようで、中継するABEMA・TVのAI評価値が、広瀬54対伊藤46にふれた。
以降、広瀬が正確な差し回しで、じりじりと差を広げ、伊藤を1分将棋に追い込み、待望の勝利をおさめた。