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中国 日本への団体旅行を解禁 観光消費はコロナ前に戻るか?日中関係冷え込み影響は?

観光局の資料より。コロナ前の2019年、中国からは959万人が日本を訪れ、訪日客全体の3割を占めていた。消費額は1兆7704億円と訪日客全体の36・8%で、いずれも国・地域別で最多だった。1人当たりの買い物額も唯一10万円を超えていた。百貨店やドラッグストア、家電量販店で大量に商品を買い込む「爆買い」が代名詞として定着していた。
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報道によると、在日本の中国大使館が、中国から日本への団体旅行が10日にも解禁すると外務省に通達した。


中国人の日本旅客は、新型コロナ前の2019年には人数、消費額ともに全体の3割を超え、最大のお客だった。日本側が昨年10月に訪日観光客の制限(一日の上限数)を撤廃したあとも、中国人旅客は、団体制限のために新型コロナ前の2割程度にとどまっているという。


中台関係の緊張と、日本の対応(最近訪台した自民党・麻生太郎氏は有事の際の軍事介入の可能性を言っている。)などの問題で、日中関係は微妙なところだが、中国人観光客が観光地の期待通りに回復するかどうか注目される。


中台問題以外の日中間の懸案事項をあげれば、①米国主導の半導体(製造装置)貿易規制に日本が同調したことへの対抗措置(ガリウムやゲルマニウムの禁輸)
②福島第一原発処理水の放出への反対と、日本水産物の輸入禁止)がある。


中台問題や①、②はそれぞれからんでおり、日本の水産物の輸入規制は、半導体規制への
対抗措置かもしれない。


(日本の水産物を禁輸とするなら、日本へ渡航する観光客に日本のサカナは食べないよう、警告しそうなものだが、どうなのだろうか。)


コロナ禍の3年で中国の消費は様変わりし、日本で買えるものは中国でも買えるので、以前のような「爆買い」は起きないという見方もあるようだ。


中国から日本への団体旅行解禁へ それでももう「爆買い」は期待できないと感じる理由(中島恵) - エキスパート - Yahoo!ニュース

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