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藤井7冠 逆転で王座戦2勝 8冠に前進 永瀬王座痛恨の失着


王座戦は藤井七冠の2勝1敗となった。あと1勝で王座を奪取。
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将棋の永瀬拓矢王座(31)に藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)が挑戦する王座戦五番勝負の第3局が9月27日、名古屋市で開かれ、敗勢となっていた藤井七冠が最終盤で逆転し81手で勝った。藤井七冠は対戦成績を2勝1敗として、八冠に「王手」をかけた。
王座戦第4局は10月11日に京都で行われる。


永瀬王座に「名誉王座」、藤井竜王・名人には「八冠制覇」がかかる対局は、1勝1敗のタイで迎えた。
短い手数で駒がぶつかりあう激しい戦いになった。永瀬王座がじりじりとリードを広げ、藤井七冠は長考に沈むが反撃のきっかけをつかめないまま、夕食休憩後の夜戦に入った。


生中継するABEMA・TVのAIは永瀬王座90%超、藤井八冠10%未満を示し、解説の棋士も永瀬王座の勝ち筋を読む状況だった。65手目に藤井竜王が2一飛と永瀬玉に王手をかけたのに、永瀬王座が4一飛と受けたのが大失着で、AIの判定値は50:50に戻った。


最後は両者ともに1分将棋となる中、藤井竜王が冷静に攻めを続け、投了に追い込んだ。


永瀬王座が4一飛ではなく、3一歩と受けていれば勝利を手中にしていたはずだが、寸前でこぼれ落ちてしまった。

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