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藤井七冠 王位防衛 4勝1敗で佐々木七段を下す 八冠目指し王座に挑戦

藤井七冠、佐々木七段下し王位防衛。八冠めざし王座に挑戦
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将棋の藤井聡太王位(竜王・名人・叡王・棋王・王将・棋聖の七冠=21)が佐々木大地七段(28)の挑戦を受ける、王位戦7番勝負第5局2日目は23日、徳島市「渭水苑」で指し継がれ、先手藤井王位の95手目で、後手の佐々木7段が投了、藤井王位は4連覇を達成した。シリーズの対戦成績は藤井王位の4勝1敗。


藤井七冠は史上初の「八冠」をめざして8月31日から永瀬拓矢王座(30)との五番勝負を戦う。永瀬王座にとっても王座五連覇=「永世王座」称号獲得のかかる、負けられない勝負だ。


王位戦2日目は、前日終了刻限に佐々木七段が124分の長考の末に封じた46手目の開封で始まった。注目の封じ手は1筋への角打ちで、藤井七冠も予想を外されたのか、1時間近い長考に沈んだ。
午後に入っても両者、互角の戦いが続き、両者詰むや詰まざるやという白熱の終盤戦に入った。


藤井王位が77手目に、佐々木玉の退路をふさぐ2四歩を打ったところで、佐々木七段が再び長考に入った。対局を中継するABEMA・TVのAIは最善手として、佐々木七段が攻める手を示しているが、着手する気配はない。


90分の長考のあと佐々木七段は、その最善手3六銀を指したが、藤井王位は慎重に対応。5三にいた藤井王は下段に逃げて、詰めろ(詰めの一手前の局面)を回避する。攻めを受け切った藤井王位の95手目で、佐々木七段が攻防に見込みなしと判断、投了した。

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