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藤井竜王 順位戦A級昇格を決める 名人位・8冠へまた一歩


将棋の藤井聡太竜王(19)=王位・叡王・王将・棋聖と合わせ五冠=が9日、「名人位」挑戦権を戦う順位戦・最上位のA級への昇級を決めた。23年度は将棋界トップ棋士10人の1人として名人挑戦権を争う。


リーグ戦を勝ち抜いて挑戦者となり、「名人」との7番勝負を制すると、史上最年少の20歳で名人を獲得する可能性がある。


9日には80期将棋名人戦・B級1組順位戦の最終13回戦が行われた。相手の佐々木勇気七段(27)は藤井竜王の4段昇段以来の連勝記録を「29」で止めたことで知られる。


先手番・佐々木七段の攻めに藤井竜王が1時間半を超す長考に沈む局面もあり、序中盤にはAI判定が「佐々木有利」に触れることも。


終盤に佐々木7段が銀を成り捨てる思い切った手を指したが、藤井竜王は鮮やかに切り返し、最後は17手詰みに追い込んだ。藤井竜王80手目にて佐々木7段の投了となった。


藤井竜王のB級1組での成績は10勝2敗で13人中1位。初のA級入りを決めた。藤井竜王は19歳7カ月でのA級昇級決定で、加藤一二三九段(82)=引退=の18歳1カ月に次ぐ史上2番目の年少記録だ。



A級昇級に要した期数も、加藤九段や中原誠十六世名人(74)=引退=が記録した最短の4期に次ぐ5期となった。


参考資料:10日付け朝日新聞電子版

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