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今年は「干ばつに不作なし」とならない?コメどころで高温障害の兆し 週後半からの雨に期待

深浦サブロー

YOU TUBE TeNY新潟一番ニュース https://www.youtube.com/watch?v=wzT1MPOFhBg

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農業とくにコメ作りについて、「干ばつに不作なし」ということわざがある。日でりの年は干害もあるが、全体としては作物(コメ)がよくとれるという意味だ。しかし、今年は、全国各地で降水量が極端に少なく、当てはまらないかもしれない。


コメどころの新潟県や山形県、宮城県、福島県で、一部の水田にひび割れや、イネが枯れる被害が出始めている。コメが不作になれば5キロ=3,600円台(農水省調べ、全国スーパーの平均)まで下がったコメの店頭価格が再び上がる可能性がある。


戦後、農業用ダムや用水路が整備され、コメについては「干ばつに不作なし」が当たり前のことになった。1993年(平成5年)にコメは、記録的な不作(作況指数74)となり、タイや米国、中国からコメを緊急輸入したが、その原因は、日照不足による生育不良、つまりは「冷害」だった。


近年は、低温より高温(渇水)による、コメの育成不良(加えてカメムシなどの大発生による虫害)が各地で起きている。2023年(令和5年)には、最大のコメ生産地、新潟県が高温による不作(作況指数95)となった。


コメの品質も悪く、銘柄米のコシヒカリは1等米比率5%という惨状。2024年に持ち越した銘柄米が不足して、24年秋以降の価格急騰につながった。


気象庁によると、7月の東北日本海側、北陸地方(新潟県を含む)の降水量はそれぞれ13%、8%だった。今週後半からは全国的に雨天の日が続き、8月の降水量は平年並みか、やや多くなる見込み。


「干天の慈雨」となり、平年並みのコメの収穫を期待したい。備蓄米のほぼ全量を放出した以上、コメ不足となったら、輸入するしかない。

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