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トランプ氏 USスチール工場停止を「黄金株」で阻止 別の老朽工場では爆発事故 日鉄の計画に暗雲?

深浦サブロー

YOU TUBE FCI NY https://www.youtube.com/watch?v=ITE61NagfwU&t=42s

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報道によると、 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は19日、日本製鉄が買収したUSスチールのイリノイ州の工場の稼働休止を、米トランプ政権が、「黄金株」の権利を行使して、阻止したと報じた。
「黄金株」は、日本製鉄が、USスチールの買収に際して、認可と引き換えに米政権に付与したもの。日本製鉄の傘下にあるUSスチールの経営陣が、「米国の利益にならない経営判断をした」と米大統領が考えた場合、「黄金株」の議決権を行使して、その経営判断を覆せる。
WSJの報道によると、9月はじめに、USスチールの経営陣が米イリノイ州の工場を11月に停止するとの通告を従業員側に通知した。どういう経緯があったかは不明だが、ラトニック米商務長官が同社トップに電話して、トランプ氏が黄金株の権利を行使し、稼働停止を拒否する(認めない)と伝えたという。
USスチールの工場は老朽化が伝えられ、今年8月11日には、ペンシルベニア州の製鉄工場で、コークスをつくる炉が爆発し、2人が死亡し、10人が病院に搬送される事故があった。
この工場は、以前から老朽化による環境汚染や、労災事故を起こしており、巨額の罰金や和解金を支払ってきた。
日本製鉄はUSスチールの建て直しのため、設備更新の投資を約束しているが、「黄金株」によって、リストラもできないまま、カネをむしられる恐れがでてきた。
報道によると、USスチールトップは、イリノイ工場の稼働継続を表明したという。日本製鉄は、「コメントすることはない」と言っている。これほど早く黄金株の行使をすることは、想定外だったのかもしれない。
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