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高市氏「罷免されるなら しかたがない」発言が波紋 防衛増税巡り首相批判 閣内不一致?

TBS NEWS DIG より 
防衛財源めぐり高市早苗大臣反発「一定の覚悟を持って申し上げております」(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース


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高市早苗経済安全保障担当相は13日の閣議後記者会見で、防衛費増額の財源を賄うための増税方針を批判したことについて、「間違ったことは言っていない」「閣僚の任命権は首相にあるので、罷免されるならそれは仕方ない」との考えを示した。


防衛費拡大のための財源を巡っては、岸田文雄首相が8日の政府与党政策懇談会で、一部を増税で賄う方針を表明した。高市氏は「防衛費拡充は国債増発でまかなう」との持論を持っており、「(増税という)賃上げマインドを冷やす発言をされた総理の真意が理解できない」と自身のツイッターに投稿し、岸田首相を批判していた。


岸田文雄首相は13日の自民党役員会で、防衛力強化とその財源について、「防衛力の抜本強化は安全保障政策の大転換で、時代を画するものだ。責任ある財源を考えるべきで、今を生きる国民が自らの責任としてその重みを背負って対応すべきものだ」と述べ、一部を増税で賄う考えを改めて示した。


高市氏が主張する、防衛費拡充を国債増発でまかなうという考えは、旧安倍派内に強かった。安倍晋三元首相は、生前「日本銀行は政府の子会社であり、日銀が国債を買い入れ、借り換えていくなら、(国債増発は)問題はない」として、防衛力強化の財源は国債増発であてるとの考えを示していた。


高市氏のツイッター上の発言が「閣内不一致ではないか」と指摘されたことに対し、松野博一官房長官は「首相の考えは閣内でも共有されている」(12日の記者会見)と述べた。


その後に、飛び出した「罷免されるなら仕方がない発言」を、岸田首相はどう取り扱うのか。党内には「高市発言をおとがめナシなら、反対が次々にでて収拾がつかなくなる」との声もある。

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