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為替介入「まれであるべき」とイエレン米財務長官 追加介入をけん制か

YOU TUBE Yen May Weaken to 165 Per Dollar, RBC Says - YouTube
ブルームバーグ通信LIVEより ドル円は再び160円台をめざすだろうと予測している。
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米ブルームバーグ通信(電子版、5日)によると、イエレン米財務長官は4日、アリゾナ州メサで行われた講演のあと、記者団に対して、日本の財務省・日銀が円買い介入を行ったかどうかについて直接的な言及はしなかったが、「こうした介入はまれであるべきで、協議が行われることが期待される」と付け加えた。同通信は、追加の介入に慎重姿勢を示したものとしている。
米財務長官、為替介入「まれであるべきだ」-慎重姿勢示す - Bloomberg


日米韓は4月17日に開催された財務相会合の後に共同声明で、「最近の急速な円安およびウォン安に関する日韓の深刻な懸念」への認識を示し、「外国為替市場の動向に関して引き続き緊密に協議する」とした。


この共同声明は、ドル買い円売りを仕掛ける「投機筋」に、介入の可能性を匂わせ、警告を発したものと受け止められていた。


イエレン氏の発言が「覆面介入」を前提にしているとも「解釈」できるが、米国債市場に影響が及ぶほど介入規模が膨らむことを牽制している可能性がある。


前回の2022年9月、10月のドル売り(円買いの)為替介入は3回行われ、介入規模は9兆2000億円にのぼった。今回は4月29日6兆円と5月2日3兆円の9兆円と推計される。


日米の間で、介入規模は日本円で10兆円までという暗黙の了解があるのかもしれない。6日のニューヨーク為替市場の動きが注目される。


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ドル売りの介入資金は、外貨準備を取り崩して行う。今年3月末の外貨準備高は1兆2906億ドル(約195兆円)だが、このうち約1兆ドルは米国債で保有しているとみられる。


各国中央銀行に預けている預金残高は維持するとして、介入資金は、市場規模の大きい米短期国債の売却でつくるとみられる。これが、中期、長期の米国債まで売却することになれば、米国の市場金利上昇をまねくかもしれない。


前回の2022年9月、10月のドル売り(円買いの)為替介入は3回行われ、介入規模は9兆2000億円にのぼった。今回は4月29日6兆円と5月2日3兆円の9兆円と推計される。


日米の間で、介入規模は日本円で10兆円までという暗黙の了解があるのかもしれない。

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