時代遅れの新聞読みブログ

前期高齢者が新聞(紙、電子)・ネットのニュースをフォローします。

「国民」と「維新」参院選合意文書を再協議 背景に玉木/前原の路線対立か? 産経新聞電子版

(前原誠司・国民民主党代表代行)


産経新聞(電子版・21日付)によると、夏の参院選の2選挙区で相互推薦を行うことを決めた日本維新の会と国民民主党が、合意文書の内容をめぐり再協議する方向であることを伝えた。


背景には玉木雄一郎国民民主党代表と前原誠司代表代行の対立があるとみられる。


同記事によると、問題になっているのは「相互推薦」そのものではない。合意文書にある「企業団体献金の禁止」「政権交代を実現して日本再生のために尽力する」などに関して、国民民主内で了承が得られていなかったとしている。


この合意文書は日本維新の会の馬場伸幸共同代表と国民民主党の前原誠司代表代行の間で取り交わされた。


玉木代表は「ガソリン税(の暫定税率部分)を一時下げるトリガー条項の発動」を条件に22年度予算案に党として賛成したが、前原代行は「野党としてあり得ない」として強く反対した経緯がある。


トリガー条項発動は見送りとなり、玉木代表の自民すり寄り策は空振りとなった。表面化はしていないが、党内には玉木代表への批判がくすぶっているようだ。


前原氏が合意文書に入れた「政権交代を実現して日本再生のために尽くす」について、自公寄り路線を取る玉木氏(と同調者)が反意を示したともみられる。


サンケイ新聞電子版記事によると、玉木氏は合意文書の詳しい内容を知り「激怒」したという。
国民民主の路線対立が顕在化 相互推薦文書で維新と再協議(産経新聞) - Yahoo!ニュース


維新の馬場共同代表は国民民主党が予算案に賛成したときに、「国民は野党でなくなった」と強く反発した。


選挙協力は参院・京都選挙区と同静岡選挙区の2区。前原氏が地盤とする京都では維新の候補を国民が推薦する。(静岡では国民の候補を維新が推薦)


玉木氏との溝がここまで広がった以上、前原氏は維新に移った方がむしろすっきりするように筆者には思われる。


+++++

×

非ログインユーザーとして返信する