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為替円安とまらず1ドル=153円台に 鈴木財務相のナゾ発言は為替放置か

YOU TUBE 日テレNEWS 【速報】円安急進1ドル=153円台まで下落 鈴木財務相が記者団にコメント - YouTube
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11日の東京為替市場は、10日のニューヨーク外国為替市場で、日米の金利差が当面、現状程度(短期金利で4%程度)で推移するとの見通しから、一気に円安が進んだ。1円以上円安にふれて、1ドル=153円台まで値下がりした。1990年以来、およそ34年ぶりの円安ドル高水準となった。


10日に発表された米国の3月消費者物価上昇率が市場予想を上回ったことから、FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げは年後半に先送りになるとの見方が広がった。マイナス金利を解除したもののゼロ金利を維持する日本との金利差が改めて意識された。


これまでは為替が円安に動くと、輸出産業の業績向上につながるとして、株式市場はおおむね上昇していたが、この日は139円安の3万9,442円で終わった。為替円安が輸入物価の上昇をつうじて、国内の消費減退を招くことを警戒しているのかもしれない。


鈴木俊一財務相は11日、財務省内で記者団に対し「われわれがみているのは152円になった、153円になったという数字だけではなく、その背景についても分析をする、そうした背景も含めて今、高い緊張感をもって動きをみている」と述べた、という。


ほとんど意味不明で、為替市場もこの発言を消化できていないか、無視しているようだ。
為替介入する場合は、日銀とFRBとの強調介入でなければ意味はないと思われるが、岸田首相とバイデン大統領の会見でも、為替通貨の問題は議題にあがっておらず、協調介入の可能性はないだろう。

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