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芳野・連合会長ますますの右旋回 自民 「野党分断策」の術中か


立憲民主党の最大の支持団体である連合の芳野友子会長が4月18日に自民党会合で講演したことが、夏の参議院選挙を控えて何かと憶測を呼んでいる。ひと言で言えば自民党の連合の取り込み策=野党の分断が成功したということだ。


講演に先立つ16日夜、自民党の麻生太郎副総裁と芳野会長は、東京都内のホテルで会食した。麻生太郎氏本人が「労働組合が自民党本部で講演する、飯を食う。結果として連合の立憲(民主党)一本推薦もなくなった」言っている。


事実、連合は今年2月、参院選挙で全国組織としては「支持政党」を明記しない方針を明らかにしている。


一方、立憲民主党とともに連合を支持基盤とする国民民主党は20日、日本維新の会が参院選・京都選挙区に擁立する候補者の推薦を決めた。引き替えに?静岡選挙区では、日本維新の会が国民民主党から出る候補者を推薦する。


立憲民主党は、先の衆院選での議席を減らしたことについて、芳野会長から「連合の方針と相容れない共産党と政策協定を結んだことが有権者にはわかりにくかった」と批判された。


「立憲」は参院選の選挙区で共産党との選挙協力をすることはあるとしている。定数1人の地方の多くは自民党の牙城で共闘の成果は期待できないとる。


比例区(比例代表選挙)はどうだろうか。立憲が全国区の略称を国民と同じ「民主」としたところに、自信のなさが垣間見える。

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