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「維新」「国民」の参院選協力ご破算か 再協議提案に「ほなもうええわ」と松井代表

(日本維新の会・松井一郎代表、松井氏のツイッターより)


日本維新の会と国民民主党の間でいったんは合意された、参議院選挙の一部選挙区での相互推薦がご破算になる可能性が濃くなった。


両党は夏の参院選の京都と静岡の選挙区で相互推薦することに合意した。維新の馬場伸幸共同代表と国民の前原誠司代表代行らが協議して、まとめた。


ところが国民民主の玉木雄一郎代表が、合意の中の「政権交代の実現」、「企業団体献金の禁止」といった点について、維新の会側に再協議と文言の修正を求め、話がもつれたようだ。


MBSニュース電子版によると、「日本維新の会」松井一郎代表は「ほなもうええわ、もうええって言ってきて玉木さんに。アホらしくて付き合ってられへん。『おれ聞いていない』で終わるんやったらね。戦われへんわ、そんな人と」語り、相互推薦自体をやめる意向を示した。


先のブログ記事でも触れたが、筆者は背景に国民民主の玉木雄一郎代表と前原誠司代表代行の対立があると考えている。


平たく言えば、玉木氏は与党・自民党寄りで「政権交代」は視野にないが、前原氏は(いまは)野党だがあくまでも自民党との政権交代を追及するということだ。


玉木代表は「ガソリン税(の暫定税率部分)を一時下げるトリガー条項の発動」を条件に22年度予算案に党として賛成に回った。


一方、前原代行は「野党として(予算案賛成は)あり得ない」として強く反対した経緯がある。


内部対立を抱えたまま、政策的に共通点が少ない「維新の会」と選挙協力を結ぼうとしたところに問題がある。

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