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立憲民主党代表選に4氏 問われる野党共闘の是非 「連合」との距離に影響も

共産党共闘批判の「連合」との距離に影響


枝野幸男・立憲民主党前代表の公認を選ぶ立憲民主党の代表選が19日、告示された。泉健太政調会長、逢坂誠二元首相補佐官、小川淳也元総務政務官、西村智奈美元厚生労働副大臣の4人が立候補した。


同党は衆院選挙で敗北したが、共産党や社民党、れいわ新撰組とはば広い「野党共闘路線」の是非が問われそうだ。


11月20日の読売オンラインは、「主要な争点である共産党との共闘を巡り、歯切れの悪い発言が目立った。」と書いている。

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四氏の支持グループをみると、泉氏が旧国民民主党を中心にしたグループ。逢坂氏は党内でもっとも多い「サンクチュアリ」(旧赤松グループ)、小川氏がもももと超党派のグループだった「直諫の会」、西村氏は菅元首相のグループとなっている。


立憲民主党の支持労組団体「連合」は共産党や市民グループ(れいわ新撰組)との共闘について批判的だった。ひとつには、連合傘下の基幹産業の労組は、条件付きで原発の稼働を認めているが、共産党、れいわ新撰組は既存原発の稼働停止を主張しているためだ。
共産党が安保条約破棄(日米修好条約を結ぶ)という立場をとり続けていることも、連合が批判するところだ。


支持グループでは「サンクチュアリ」はもともと旧社会党から民主党に移った議員が多く、自治体や国家公民の労組の支持を受ける議員も多い。総評傘下の自治体労組には原発再稼働に反対、あるいは運転中止を求めるところもある。


「連合」の芳野友子会長は18日の記者会見で、新代表が決まり、立憲民主党と共産との共闘路線を継続した場合の対応について、「新代表が決まった段階でコミュニケーションをとっていきたい。想定の話は避けたい。(共産党との共闘は)あり得ないことはあり得ない」と強く牽制した。(11月19日産経新聞WEB)


今回の民主党代表戦の結果次第で、連合と立憲民主党の距離が離れる可能性がある。

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