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藤井竜王・四冠  渡辺王将に挑戦へ 最年少五冠なるか

藤井竜王・四冠  渡辺王将に挑戦へ 最年少五冠なるか
王将リーグ戦で5連勝 順位戦A級も近づく


藤井聡太竜王・四冠は、19日の王将戦挑戦者決定リーグ戦で近藤誠也七段に勝ってリーグ戦5連勝とし、来年1月から王将位を持つ渡辺明名人(王将、棋王)と七番勝負を戦うことになった。藤井竜王は11月13日に将棋タイトル戦最上位の「竜王」を獲得したばかりだが、さらに五冠をめざす舞台に上がることになる。

近藤七段との対局では、藤井竜王は終始、隙をみせず終盤はほとんど最善手を指し反撃を許さなかった。


藤井竜王は、16日に将棋名人戦・B級1組順位戦で、松尾歩8段に快勝、順位戦成績を7勝1敗としており名人戦参加の条件となるA級昇格に近づいた。


藤井竜王が来年22年度にA級で戦い、A級1位になれば、23年度に挑戦者として名人戦を戦うことになる。先の話で鬼に笑われることを承知でいうと、それまでに王座、棋王、王将を獲得し、23年4月から6月におこなわれる名人戦七番勝負に勝てば史上初の8冠王の誕生となる。


あと二つは王座戦と棋王戦。王座戦は5月の挑戦者決定トーナメントで負けている。(相手は深浦康市九段)。棋王戦は9月の挑決トーナメントで敗退。(相手は斎藤慎太郎八段)来年以降、藤井竜王は自身のタイトルを守りながら、挑戦することになる。


順位戦に話を戻すと、B級1組は佐々木勇気七段が7勝0敗で首位。藤井竜王が2番手で追っている。藤井竜王は残り4戦で最終局で佐々木七段と対戦する。藤井竜王はあと3勝でA級昇格を確実にするとみられている。


朝日新聞17日付け朝刊は竜王戦第四局の棋戦の焦点を、師匠の杉本昌隆八段の感想をまじえながら振り返っている。見出しは「藤井四冠『1強』へ加速」と打っている。

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