時代遅れの新聞読みブログ

前期高齢者が新聞(紙、電子)・ネットのニュースをフォローします。

国民民主代表再選の玉木氏さらに自民接近か 背後に芳野連合会長のカゲ

YOU TUBE 日テレNEWS 【国民民主党】政府与党との距離感が焦点 玉木代表が再選 - YouTube
+++++++
国民民主党の代表を選ぶ、臨時党大会が東京都内で開かれ、玉木雄一郎代表(54)が、前原誠司代表代行(61)を大差で破り再選された。


党首選挙を通じて明らかになったのは、玉木氏の「与野党を超えて協議、連携していく」という自民党との連携を否定しない立場と、前原氏が主張する、立憲民主党や日本維新の会を含めて「非自民・非共産の野党勢力の結集」という考え方の違いだ。


玉木氏の自民党との連携をさぐる路線は、同党の支持団体である、労働組合のナショナルセンター「連合」の芳野知子会長が、「賃上げの実現」などで、自民党に接近する姿勢と軌を一にしているとみられる。


党首選挙では、玉木氏は党所属国会議員21人のうち、14人の支持を得て、前原氏支持の7人を上回った。さらに、地方議員と党員・サポーターに割り振られた28ポイントのうち、玉木氏はいずれも23ポイントを得て前原氏を大きく引き離した。


地方でポイントを上回ることができたのは、連合の地方組織票が玉木氏に入ったからとみられる。


3日の読売新聞は「自民党は、与党と協調する玉木氏の路線が信任されたとみて、国民に自公連立政権入りへの協議を打診する方向で検討に入った」と報じた。玉木氏に閣僚ポストを用意するという話もあるようだ。(玉木氏=国民民主党を揺さぶっているのかもしれない)
自民、国民民主党に連立協議の打診検討…「与党と協調路線」玉木代表の再選で : 読売新聞


ここで留意するべきは、連合傘下の労組が国民民主党支持一本でまとまっているわけではないことだ。連合傘下には立憲民主党を支持する労組も多数あり、芳野会長の自民党接近に批判的な声もある。(官公労や自治体労組は立憲民主党よりで、自民接近に批判的である。)


玉木氏は東大法学部卒の財務省キャリア官僚で、労働組合とは政界に入るまでほとんど接点がみられない。玉木氏は「自身が閣僚になることはない」と否定しているが、それでは玉木氏以外ならあるのだろうか。これからの玉木氏の言動に注目が集まるだろう。
+++++++


玉木氏は前原氏の処遇について「ノーサイドで考えたい」と述べた。処遇を待つまでもなく、前原グループが党を離れる可能性もあるかもしれない。

×

非ログインユーザーとして返信する