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日銀、金融政策は現状維持か 長期金利 「念のため」の上限に迫る

日本銀行本店、上からみると円の字にみえる
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日本銀行が30日ー31日の金融政策決定会合で、長期金利(10年もの国債金利)の上限を引き上げるとの観測から30日の東京債券市場で新発10年物国債の利回りが0.890%に上昇(債券価格は下落)した。


一方、10月31日、11月1日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)では、2会合連続で政策金利の据え置きを決めるとの見方が有力で、日銀の金融政策修正はないと見る向きもある。


日銀は7月27日、28日の金融政策決定会合で長期金利の上限を0.50%から1.0%に引き上げた。1.0%を超えて国債を売る動きがあるときは、日銀が指値で無制限に買いオペ(国債買い入れ)を行い、長期金利を抑えると表明している。


植田和男日銀総裁は、7月28日の会見で、「1%まで上昇することは想定していない。念のための上限キャップ」と説明している。わずか3ヶ月で「念のための上限」を引き上げることは、総裁(日銀政策委員)の見込み違いを認めるようなもので、したくないだろう。

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