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王将戦 藤井八冠3連勝 「読み抜け」の一手あるもすぐ挽回 菅井八段はカド番に


第73期ALSOK杯王将戦七番勝負、第3局2日目の対局は島根県大田市で指し継がれ、後手番、藤井聡太王将=竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖の八冠=の94手目で、先手番菅井竜也八段が投了し、藤井王将の3連勝となった。


第4局は2月7日、8日の両日、東京都立川市のホテルで開かれる。藤井王将が第4局を勝てば、王将3連覇とともに、大山康晴十五世名人の記録を超すタイトル戦20連覇を達成することになる。


1日目は菅井八段が飛車を八筋に振り、向かい飛車の戦いになったが、藤井王将は的確に対応する。実況中継するABEMA・TVのAI評価値が藤井69%菅井31%の局面で、菅井八段の封じ手となった。


2日目も、藤井優位の形勢が続いたが、56手目に菅井飛車の頭に歩を打った手が、藤井王将には珍しい「読み抜けてしまった」という一手。攻めの拠点のと金を角でとられることになった。


しかし、藤井王将は62手目に馬と飛車を交換すると、奪った飛車でつくった龍を自陣に引き、攻防に効かせた。攻めあぐねる菅井八段を尻目に、藤井王将は6筋、5筋にと金をつくって菅井陣を侵食、じわじわと迫って、菅井八段を投了に追い込んだ。

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