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ジョンソン英首相 退任前に原発建設投資をアピール 2030年までに8基建設

(稼動を終えた英国の原子力発電所 sky news 
What is the future for nuclear power in Britain? - YouTube
 より)


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ロイター通信(1日、電子版)は、ジョンソン英首相が1日、フランス電力(EDF)が計画する英東部サフォーク州のサイズウェルC原子力発電所に7億ポンド(8億0913万ドル)を投じることをあきらかにした、と伝えた。ジョンソン首相は、退任を来週に控えて、現地で演説した。


英国は2050年までに温室効果ガス(GHG)の純排出ゼロを目指している。老朽化した原発の新鋭機へ建て替えや、風力発電の増設に力を入れているが、ロシアのウクライナ侵攻後、天然ガス価格が上昇していることもあり、首相在任中に決めた、原発新増設を改めてアピールしたようだ。


ロイター通信によると、7億ポンドの資金は、大規模原発の新設促進に向けて政府が昨年表明した17億ポンドの資金提供枠から拠出されるという。


ジェトロのレポートによると、英国の2020年の年間総発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合は43.1%、ガス火力発電の割合は35.7%となっている。英国は2030年までに原子力発電を最大8基建設し、総電力に占める割合をいまの16%から2050年には25%に引きあげる。

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