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石原伸晃氏 官房参与を辞任へ 「セコい政治家」「参与は失業対策か」批判沸騰


石原伸晃内閣官房参与(64)は10日、辞任する意向を固め、岸田首相に伝えた。


先の衆院選挙に落選した石原氏は、12月3日に内閣官房参与に就任したばかりだが、石原氏の選挙支部が、コロナの助成金を60万円受給していたことがわかり、選挙支部が助成金を受給するのは本来の趣旨とかけ離れているという批判が出ていた。


ネット上では「セコい元政治家」「自分も最後は金目」(注参照)「参与は失業対策ポストか」といった容赦のない声があふれた。


内閣官房参与の給料は日給にして26900円といわれており、「盟友」として任用した岸田首相にも「これまでの自民党政権と同じ」という批判や失望する声が出ていた。


石原氏はみずから率いていた石原派の会長も辞任する見通し。


岸田氏が石原氏を内閣官房参与に任命したのは、自民党内でみずからの支持基盤を厚くする狙いがあったとみられる。


石原氏としても64歳という年齢や、自民党幹事長や国土交通相などを務めた輝かしい経歴を持つ政治家として、政治家としての復活を図る気持ちがあっただろう。


来年夏には参院選挙がある。選挙区は無理にしても、比例区で立つということもあり得ない話ではないと思える。


政治家としての前途にもカゲを落とす騒動になるかもしれない。


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注 「最後は金目でしょ」発言


石原伸晃氏は環境相時代の2014年6月16日、東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土の中間貯蔵施設に関し、建設に向けた地元との調整について「最後は金目でしょ」と発言した。用地の補償などをめぐり調整が難航していたが、この発言で住民側はさらに態度を硬化させた

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