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島根県知事  島根原発2号機の再稼働に同意 沸騰水型では初めて 県議会は賛成28反対5

(中国電力のホームページより、島根原発2号機の紹介https://www.energia.co.jp/anzen_taisaku/movie/iframe/m11.html


島根県の丸山達也知事は2日に開かれた同県議会で、中国電力島根原発2号機(松江市)再稼働に同意することを表明した。


2号機の再稼働について、5月26日に同県議会は、再稼働を認める特別委員会の報告書を賛成28、反対5の賛成多数(議長をのぞく)で可決していた。


2号機は出力82万キロワット。「沸騰水型原発(BWR)」で同型の原発再稼働は東京電力福島原発の事故後は初めてとなる。


中国電力は安全対策の工事を23年2月完了する予定で、23年度中の運転開始を目ざす。


2号機は2021年9月に、国の原子力発電所の新規制基準審査に合格した。今年3月までに、松江市と周辺5市、鳥取県が再稼働を認めていた。


中国電力は安全対策の工事を23年2月完了する予定で、23年度中の運転開始を目ざす。
稼動すれば全国で11基目となる。


島根原発は松江市の島根県庁から約9キロにある。避難計画の策定が必要な30キロ圏には島根、鳥取両県の計6市が入り、約46万人が住む。


島根原発1号機(出力46万キロワット)は廃炉に向けて作業中。3号機(出力137.3万キロワット)は新規制基準への適合審査中だ。


島根県議会が26日の本会議で、実質的に再稼働を認めたことから、後は丸山知事の判断を待つだけになっていた。


丸山知事は同意した理由について、国のエネルギー政策で原発が「一定の役割を果たしているのは理解できる」と述べた。


参考:県議会、島根原発2号機再稼働を正式容認 知事は6月2日に判断表明:朝日新聞デジタル

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