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5月消費者物価 4月に続き2.1%上昇 高騰 食用油が食品全体に波及

(生鮮野菜ではタマネギが前年5月比125%上昇、2倍以上に値上がりした。産地の不作や中国からの輸入が減ったためだ。上はFNNプライムオンラインニュース。
9月頃まで続く?タマネギ高値… おいしいタマネギを見分けるポイント【新潟発】 (FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース


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総務省が24日発表した5月の消費者物価指数は、価格変動が大きい生鮮食品を除いた総合指数が、昨年同月比で2.1%上昇した。生鮮商品を含めた総合指数は、野菜や魚介類の値上がりが響いて2.5%のアップとなった。


日銀が「インフレ目標」とする2%を超えるのは2ヶ月連続。今後円安の影響で輸入物価の上昇が懸念され、改めて日本銀行の「超金融緩和政策」が問われることになる。


生鮮食品をのぞいては、原油、天然ガスの価格高騰が主な要因で、昨年4月と比べて、電気代は18.6%、ガス代は17.0%と大きく上昇した。


輸入大豆やトウモロコシを原料に使う食用油が36.2%と大幅に上昇した。ウクライナはヒマワリを原料とする食用油の一大産地。原材料の国際価格の上昇とウクライナからの供給不安で、世界的に食用油が高騰していることが影響した。


食用油の上昇は食品全体に波及し、「ハンバーグ」は9.5%上昇、「ポテトチップス」が9%、「からあげ」が5.4%それぞれ上昇した。
調理カレーも11.4%のアップとなった。


生鮮食品では「たまねぎ」が産地の不作と、コロナ禍で中国からの輸入が減った影響で、前年5月に比べて125.4%の大幅な上昇となった。


生鮮魚介ではまぐろが前年同月比16.6%上がった。漁船の燃料費や、輸送費の上昇が影響したようだ。


耐久消費財ではルーム・エアコンが11.0%の上昇。需要期を迎えているが、中国の生産拠点がコロナ対策に伴う都市封鎖で、生産が滞ったためという。

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