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岸田首相 ホンキ度問われる 旧統一教会問題 被害者救済を幕引きにするな


NNNニュースより 韓国の教団本部【献金の行方は?】“統一教会” 元信者「立派な白い建物造るために」 “本部”がある韓国を取材 - YouTube


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岸田文雄首相は安倍晋三元首相の国葬問題をきっかけにして支持率が急落、難局を迎えている。岸田首相は3日の臨時国会で、旧統一教会の問題について、「被害者の救済に万全を期す」と述べたが、安倍氏を筆頭にした自民党国会議員と旧統一教会の親密な関係については、どこまで究明する気があるのかわからない。


そもそも、岸田首相は旧統一教会と自民党の関係についてそれほど深刻に考えていなかったのではないか。参院選挙後、内閣改造にあたって、旧統一教会との関係を考慮すると述べていたが、フタをあけてみると新任の副大臣や大臣クラスで旧統一教会から選挙協力を受けていた議員が相次いだ。


いままでに自民党国会議員の半数近くが旧統一教会の会合に出たり、選挙協力を受けたりするなど、なんらかの関係を持っていたことが明らかになった。


自民党と旧統一教会の関係の中心にあったのは、安倍元首相その人だったことが、次第に明らかになり、元国会議員の証言から旧統一教会票の差配までしていた疑惑が持たれている。


前にもブログで書いたが、韓国発祥の旧統一教会は、韓国を「アダム」の国として、「エバ」の国の日本は、韓国に永遠に奉仕しなければならないという教義を持つ。旧統一教会の合同結婚式でも、韓国人男性が日本人女性を、夫に奉仕する妻として迎え入れる。


日本人信者に寄付を求めるのも日本が、「アダムの国」の韓国に償う義務があるからといわれる。


自民党の萩生田光一政調会長は自身が旧統一教会に選挙で支援を受けていたことを認め、先の参院議員で当選した生稲晃子氏の支援を「旧統一教会」の集会で依頼したことも明らかになっている。


その萩生田氏は、2日のNHK番組(日曜討論)で、野党側の質問に答える形で、旧統一教会と安倍氏の関係調査について、「安倍氏は亡くなり、反論の機会がない。事実関係を正しく調査するのは限界がある」と述べた。


多くの人が知りたいのはムリなのが明かな安倍氏の反論ではない。なぜ、安倍氏、萩生田氏はじめ多くの国会議員が、「霊感商法」(いわゆる「壺売り」)で知られる旧統一教会と深いつながりを持つに到ったのか?今になって絶縁を言っているが、問題化する前は大丈夫と考えていたのはなぜか?安倍氏の側近といわれる萩生田氏その他の議員に説明を求めたい。


公平のために言っておくと、自民党だけでなく野党にも旧統一教会と関係を持っていた議員がいる。暗澹たる日本の国会の現状である。

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