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中国 経営危機の碧佳園 債券利払いを実行 一難去るが視界不良

YOU TUBE BBC WORLD NEWS 恆大之後碧桂園陷入債務危機 中國樓市為何「一夜變天」? - BBC News 中文 - YouTube


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ロイター通信は5日、経営危機に陥っている中国不動産大手、碧桂園(カントリーガーデン)が猶予期限が迫っていたドル建て債券の利払いを実行したと報じた。


碧桂園は9月5日に、8月に利払いができなかったドル建て債2本(総額2250万ドル)の支払い猶予期限を迎えたが、乗り切ったようだ。


先週は償還期限を迎える人民元建ての債務39億元(約5億4000万ドル)の返済延長について、債権者の承認を得たと伝えられており、ぎりぎりの資金繰りが続いているようだ。


ロイター通信によると、碧桂園の今年上半期(1~6月)決算によると、6月末時点の負債総額は約1、940億ドル。今後1年以内に返済期限を迎える債務は1、087億元(149億ドル)相当で、手元現金は1、011億元程度となっている。


碧佳園に次ぐ中国の不動産開発大手で、2021年に経営危機が表面化した「中国恒大」は、債務不履行(デフォルト)に陥り、広東省政府の管理下に置かれた。2年後の今年8月17日、米連邦破産法15条の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請した。


中国政府は不動産ローンの金利を下げるなど、テコ入れ策を講じている。碧佳園に関しては、恒大のように、政府管理下においてはいないようだ。


元財務官僚で日本のバブル崩壊のあとに、不良債権処理にあたった高橋洋一氏はニッポン放送の番組の中で、「中国は破産法制が整備されていない。裁判所が破産申請を受理することはない。それで、恒大もニューヨークの連邦裁判所に破産申請したのだろう。国営銀行があるから(支えているから)持っているのだろうが、いつかはだれかが(不良債権の)損を負担しなければならない」と話している。
恒大集団 債務超過なのに「破産申請ではない」と言うことは理解不能 高橋洋一が指摘 – ニッポン放送 NEWS ONLINE

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