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ロ大使館 情報操作か UA自国民ジェノサイドの記事に17年前のイラク自爆テロの写真つける 撮影のカメラマン「粗悪な情報戦」

(上はロシア大使館のツイッターの投稿と写真 撮影者のカメラマンが元の写真は「イラクの自爆テロで負傷した少女を抱える米兵」であることをツイッターであきらかにした。)



ロシアのウクライナ侵略をめぐり、駐日ロシア大使館がTwitterで「ウクライナで自国民に対するジェノサイド」を行っているとして、投稿した記事につけた「傷ついた少女を抱きかかえる兵士の写真」が、実は17年前の2005年に撮影された「イラクで自爆攻撃で傷ついた少女を抱きかかえる米軍兵士」の写真像だとわかった。


Buzz Feed Japan やフジテレビのニュース番組イット!が、報じた。イット!にはイラクで写真を撮った戦場カメラマンが登場し「ロシアによる粗雑な情報戦」だと語った。


Buzz Feed Japanによると、使われていた写真は、イラク北部モスルで2005年、従軍記者をしていたマイケル・ヨン氏が撮影したもの。


テロリストによる自爆攻撃でけがをした少女を、アメリカ兵が抱き抱えて搬送する場面を撮った写真で、少女はのちに亡くなったという。


フジテレビのイット!では、もとの写真も映像で紹介されたが、米兵の右腕には星条旗の肩章の一部が映っており、左腕には英語の文字刺繍が見えている。


ロシア大使館の問題の写真は解像度が低いため、肩章や英語の文字はぼやけている。(故意にぼやかされている可能性もある)


イット!の映像インタビューに登場したヨン氏はもとの写真を撮影した年月日、場所を明らかにし、自分の写真を「ロシアが粗雑な情報戦に利用した」と語った。


Buzz Feed Japanによると、ウクライナ東部の状況を監視している国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)や欧州安全保障協力機構(OSCE)の報告では、ウクライナ東部でロシアが主張する市民の大規模な虐殺は、確認されていない。

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