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春闘賃上げ、非正規多い「UAゼンセン」6%を要求 「連合」5%上回る

TBS NEWS DIG より 来春闘の5%程度の賃上げ目標を発表する、連合の芳野友子会長、清水秀行事務局長ら
連合 来年の春闘 5%程度の賃金引き上げ要求の方針 歴史的な物価上昇踏まえ|TBS NEWS DIG - YouTube
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朝日新聞(7日・電子版)などの報道によると、繊維や流通、外食などの労働組合でつくる産業別組織「UAゼンセン」(組合員数約185万人)は、来年の春闘の賃上げ目標を「6%程度」とする方針を固めた。


労組の全国組織「連合」は先に来春闘の賃上げ目標を「5%程度」としており、UAゼンセンの要求はこれを上回る。


UAゼンセンは、「連合」傘下の産別組織では最大で、東レ、旭化成などの大手製造業などのほか、大手スーパー、外食産業の非製造業労組も入っている。


大手スーパー労組はパート・タイマー労働者などの非正規労働者の労組加入もすすめており、UAゼンセン全体では、組合員の過半数が「短時間組合員」となっている。


連合は、傘下に企業労組のほか公務員労組も抱える。連合は全体としての来春闘の賃上げ目標を「5%程度」としている。(公務員労組は春闘要求を提出するが、公務員の賃上げは、民間企業の賃金相場をもとに、人事院及び都道府県・指定市の人事委員会が調査し、勧告によって決められる。)


朝日新聞は、UAゼンセンが連合より高い目標にしたことについて、「物価上昇への対応に加え、他の業界に比べて賃金水準が低く人手不足が深刻になっているため」としている。


UAゼンセンは、昨年春闘では、パートタイマーや契約社員など、「短時間組合員」の賃上げ率が、正規社員組合員より上回った。

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