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藤井竜王 一瞬の勝機を逃す 棋王戦 逆転、また逆転 解説者も驚嘆

YOU TUBE TBS NEWS DIG より、棋王戦3局渡辺棋王に敗れた藤井竜王
藤井聡太五冠 六冠達成ならず 174手で渡辺明棋王が勝利 将棋「棋王戦」第3局|TBS NEWS DIG - YouTube
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「詰みだと思ったんですが、詰まないんですか」。5日の棋王戦第3局のABEMA TV中継で、解説の戸部誠七段は藤井聡太竜王が13手詰めを逃した瞬間に思わずもらした。


対局の終盤は、渡辺明棋王(名人=38)がAI評価値90%以上の勝勢を示したが、藤井竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)は持ち前の粘りを発揮すると、渡辺棋王が150手目に打った攻め手の1七金が失着で、評価値は逆に藤井竜王90%以上に触れた。


戸部七段が「こんなこともあるんですね」という大逆転の局面となったが、藤井竜王は155手目に13手詰めとなる2五歩でなく、2六飛車で王手をかけた。ここで藤井竜王の勝利が手中からこぼれ落ち、攻めを受けきった渡辺棋王の174手で藤井竜王は投了した。

棋王戦第3局、まさかの幕切れ!藤井聡太竜王、詰み逃しに対局中気づき頭を抱える… 渡辺明棋王 VS 藤井竜王(第48期棋王戦コナミグループ杯 主催: 共同通信社と観戦記掲載の21新聞社、日本将棋連盟)


藤井竜王はすぐに詰めを逃したことに気づき、最近ではめずらしく、天井を仰いだり、顔をタオルでぬぐったりする仕草がみられた。感想戦で、渡辺棋王に「詰んでいました?」と問われると、「はい」と答えていた。


棋王戦は渡辺棋王が1勝を返して、藤井竜王の2勝1敗となった。第4局は3月19日に、栃木県日光市のホテルで行われる。


藤井竜王は、3月2日に行われた順位戦A級まで、公式戦の先手番で28連勝し、羽生善治九段(52)と並んでいたが、記録更新はならなかった。


藤井竜王は3月8日に渡辺名人への挑戦権を争う広瀬章人八段(36)とのA級順位戦プレーオフ、3月11、12日に羽生九段との王将戦7番勝負第6局を戦う。

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